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メンタルブロックの外し方3

【参考セッション】視線恐怖を癒す。

自分1人でやってもらったセッション例を紹介します。

最初のうちは、自分で紙に書きながら進んでいった方が簡単です。

そうすると、以下のような自問自答で進んでいきます。


「問題は?」

人と目を合わせるのが怖くて、すぐに視線を逸らせてしまいます。

特に年上の男性の人には顕著です。おかげで上司とも上手い関係を築けません。

「ではその場面をイメージしてください。できるだけ極端な方が良いので、年上の男性と無理矢理、視線を合わせてください。どう感じますか?」

なんというか、怖いというか怖じ気づく感じがします。あと罪悪感。見透かされているような怖さと居心地の悪さを感じます。

(たくさん出てきました。丁寧にやる場合は、これらの感情を1つ1つ取り上げても良いです。でも、ここでは全部まとめて行きます。)

「では、それらの感情を全く感じなかったらどうなりますか? ゆっくりとイメージして体験してみてください。」

ええっ?

(最初は戸惑いますが、集中して1分くらい感じてみて)

う~ん。相手と目を通じてつながってしまいます。

自分の胸の内が完全にオープンになって、相手の中に流れ込んでしまいます。

相手の思いも自分の中に流れ込んできてしまいます。

「そうなるとどんな感じになりますか? そのまま体験して感じ続けてみてください。何か新しい感情がでてきますか?」

う~~。相手と自分が混ざってしまいます。自分が自分じゃなくなるような怖さがあります。

う~~~。そのまま感じていると、う~~~罪悪感みたいなのを感じます。

自分が隠していたものを見透かされたような怖さです。

「見透かされても、怖さを感じなかったとしたらどうなりますか?」

もっと大胆に覗かれます。う~~。覗かれてる~~~
(体のエネルギーが動いて悶絶しています。)

「そのまま覗かれていてください。どうなりますか?」

自分は本当は小さな人間で、いろいろやましいことを考えたりする後ろめたい人間だということが相手に伝わってしまいました。

バレました。

「バレたことでどんな感情を感じていますか?」

あぁ~やっちゃったという感じです。

結構吹っ切れてすっきりしています。
だいぶ解決した感じです。あえて言うと、小さな後悔というような感情が残っています。

「その後悔を感じなかったらどうなりますか?」

ああ、覗かれてるという感じです。すごく腹が据わってきて、もう「どうぞ好きなだけ見てください。」という感じです。

何も感じないですね。

あきらめも混じり、正々堂々としていられます。


以上です。

10分ほどの短い時間で終わりましたが、これだけでクライアントは視線に対する恐怖どころか、人間関係に対しての怖れが無くなり、かなり腹の据わった人間に変わることができました。

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