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怒りが爆発

先日、セラピスト仲間と催眠療法の練習を行いました。

何度もお互いに催眠のかけ合いをするわけです。

それはそれでとても有意義な時間だったのですが、その後、家で夕食をとっていると、私の腹の底が、なにやらとても怒っているのです。

子供の言動にいちいち腹が反応して、ムカッと来る。

嫁からも、「なんか怒ってるよね。顔が怖い。」と言われる。

自分でも自覚できるくらい、本当に理由も無く腹が立つ。

そうなのです。

どうやら、催眠で私の中のパンドラの箱が開いてしまったみたいなのです。

古くから無意識の底に押し込めていた怒りが、解放されたのでしょう。

もう、気持ちよいくらいにはっきりと、腹が立つのです(^^;)

でも、これは自分の無意識を浄化するチャンスですから、そういう意味ではとても嬉しいし、有り難いものなんですね。

催眠ってやっぱり凄い可能性があるなと感じました。

そしてその日の夜、子供が眠ってから、じっくりと腰を据えてその感情とワークしました。

感情感覚に寄り添いながら、その感覚が持つ意図や声を聞いていくのです。

すると、そこで出てきた内容が、とても面白かったのでシェアしたいと思います。

まず、怒りの矛先は世の中というか社会に向かっていました。

「ふざけるな! ふざけるな! 俺をコントロールするな!」と、わめき立てる声の奥底に耳を澄ませると、

「僕はゆっくりと静かにしていたいのに、世間は勝手に1日を進めてしまう。だから自分もそれに合わせなければいけない。ちくしょ~。」という感じ。

要するに、

「もっと眠っていたい。」ということらしい。

子供か!

と、突っ込みたくなりますが、実際に子供なのです。子供の頃の思いなのです。

小学校の頃、寒い朝、まだ布団から出たくないのに、出ないといけない。

自分が行くと決めた訳じゃないのに、学校に行かないといけない。

世の中が勝手なスピードで進んでいくから、自分もそれに合わせないといけない。

そんなやりきれない思いを、小さな頃の私は、漠然と社会に向けて恨みとしてしたため続けてきたようです。

自分でも自覚できないくらいにわずかな恨みを毎日毎日、腹の底に溜めてきたのでしょう。

フタが開いた私のお腹の底は、荒れ狂っていました。

そして、面白いと感じたのが、この感覚が今の自分のパターンや選択を生み出しているという点です。

例えば、私の中に昔からある、待ち合わせに5分遅れてしまうというパターン。

それは、5分遅れることで、社会のいいなりにならないぞ~と、小さく恨みを晴らしていたようです。

いわば復讐です。

ああ、すみません、本当に子供だ~

そして、朝、起きられるのに、ぱっと起きないパターン。

これにも深い意図があったようです。

朝、なかなか起きないことによって無意識は、自分は誰の言いなりにもならないぞ! 自分をコントロールできるのは自分だけだぞ! ということを証明していたようです。

無意識のやることって、戦略が子供っぽいんです

( 私 自 身 は 大 人 っ ぽ い の に な ぁ 。 )←重要

さらに、会社勤めではなく、フリーで生きていくという私の仕事観。

それもこの感情が根っこにあり、社会のペースではなく、自分のペースで人生を創るという大きな意図になっていたようです。

そう考えると、人生の大きな選択も、この感情が作っていたわけです。

その夜は、この怒りを癒して、社会のせいにしていたものを、自分の責任としてつなぎ直して行く作業を続けました。

内臓全体をしびれさせるくらいに大きなエネルギーになっていたのだけど、丁寧に癒していくことで、自分の感じ方や反応パターンが変わってくるのがわかりました。

社会のせいにするという無意識の思いが、仕事の流れを止めていることにも気付きました。

それにしても、自分が世の中を恨んでいるなんて、全く思っていませんでした。

こういうことが起きる度に思うのですが、無意識というのは、本当に意識できないから無意識なんですね。

そして、このタイミングでそれを見せてくれたのにも意味があります。

私自身、仕事上のステージをこれまでよりもう一段上げて、世の中に対する貢献度を深めようと意図していました。

この意図が生み出した流れによって、今回の出来事が生まれました。

無意識の一部で社会を恨みながら、表面上の意識では社会貢献をしようと思っているわけですから、最初から破綻しています。

だから必然的にそれを癒すように、気づきのある出来事が起こるわけです。

人生は、ほんと良くできています。

そして、これもまず最初に意図ありきです。

意図すると、その意図を実現する筋道と同時に、「あなたの心のこの部分を変える必要がありますよ~。」という「お試し」も同時に生まれます。

それは問題だったり、敵の出現だったり、葛藤だったり、病気だったりします。

それを外側の現実問題として解決するだけではなく、内側の信念や感情感覚を解消する方向にも使うと意識のステージが変わり、それに伴って現実のステージも変わってきます。

私はそうやって、流れを作って、課題発見! そして課題クリア! という人生の瞬間がとても好きです。

人生ってうまくできていて面白いなぁと、

そして運気とか目に見えない流れと一体感を感じながら人生を進める感覚。

それが至福です。

人生とは参加するに値するゲームだなぁと、思うのです。

「参加するつもりがないのに、参加させられて困ってるんです!」という声も良く聞きますが(^^;)

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