心を癒して反応を変える
心を癒して反応を変える
ここ数日、カウンセリング後にじっくりと時間をかけて、自分の内面と向き合っていました。
いろんなシチュエーションごとの自分の身体の反応を振り返り、
自分の心が何に抵抗しているのかを確認するのです。
「あの人と向き合った瞬間に、腹の下が逃げていたな~。」とか、
「書き仕事をしようと思った時に、背中が重くなって嫌がったな~。」とか、
「子供が勉強しない時に、腹の底で過剰な怒りが出たな。」とか、
そういう感覚に1つ1つ気付き、自分の無意識の意図を見極めていくのです。
例えば、
「書き仕事をしようと思った時に、背中が重くなって嫌がった。」
という体感覚に意識を向けると、
「良いものを書かなければいけない。」という過剰な気負いや
「自分は表現するに値しない。」というような思いが、わずかに存在していることに気付きます。
それが、行動を止める心理的抵抗(メンタルブロック)となっていた訳です。
この4日ほどは、それをひたすら発見しては癒すということを繰り返していました。
そうすると、面白いもので、日常の自分の反応がどんどん変わっていくのです。
まず、最初に気付いたのは、自分がやたらに人に話しかけるようになったことです。
パン屋のレジのおばさんに、「このパン食べたことあります? めっちゃ美味しいですよね~。」と、口がスラスラ話し始める。
エレベーターで誰かと一緒になったら、「あぁ、どうも」とか言い出して、勝手に話し始める。
面白い。
新しい。
キャラが変わってる。
あまりに面白いので、もっとブロックを見つけて外しまくろう!と思い、休日は部屋に籠もりました。
そして2日目、今度は、長年胃の奥に詰まっていたエネルギーが解放されて、その奥から強烈な怒りがわき起こりました。
物心付いた頃から僕は、あまり怒りを感じない性格だったのですが、それは単に怒りを感じるべき胃や腸がネガティブエネルギーで麻痺していただけだと気付きました。
そこのエネルギーが解放されるとともに、古すぎて理由も分からなくなった積年の恨みや怒りが出るわ出るわ…。
「うぉ~~~。」と、むやみに外を走って解消しました。
また、急なエネルギーの解放が内臓には負担が大きかったのか、2日間下痢が続きました
そして、3日目。
怒りが静まった頃には、胃の辺りの詰まりが無くなり、内臓も気持ちも軽く、自分が生まれ変わったのだと思えました
みぞおちと胃の辺りの詰まりが取れて、共鳴体としての身体がよみがえり、声の響きが深くなったのも収穫でした。
そして、怒りとともに男性性も抑圧していたのでしょうか、急に性格が武闘派、肉体派になったようです(笑)
正直、これには参りました。
木曜までに仕上げないといけない、書き仕事があるのに、 そんなチマチマしたことしたくない。
それよりも 「オラ、強くなりたい!」 という感じなんですね(笑)
面白いんだけど、困ります。
仕事しなければいけないのに、オラは筋肉を鍛えたい。
参りました。
そして、更に精妙に精妙に、内臓にあるわずかな反応も見逃さずに、捕まえては外すこと4日目。
ついに、目を覚ますと、
「あれっ、僕って結局、誰やったっけ? 何がしたい人なんだろう?」
というような真っ白な状態になってしまいました。
今週の目標を見ても、
「ん? なんでそんなことやりたかったんだろう?」と、しっくり来ないのです。
メンタルブロックを外すというのは、強烈なのですね。
今は真っ白になったので、またしっかりと方向性を取り戻して、更に自由度の高い意識で最高のカウンセリングを提供して行きたいと思います。